システムエンジニアは新卒入社前に資格を取った方がいいのか?

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私のこと

システムインテグレータの会社に入社して15年程で、
主にシステムの開発(プログラムも書きます)、保守業務を行っています。

私の会社の就職活動のイベントの一環として「若手社員へのインタビュー」という企画があり、若手の頃に何回か参加したことがあります。そこでよく「入社前にIT関連の資格を取った方がいいのでしょうか。」と聞かれました。今回は長年この業界にいる私からの回答をしたいと思います。あくまでも現場としての意見であり、採用担当や管理職の方の意見ではないのでご了承下さい。

結論、取っていなくても大丈夫!

資格はあれば越したことはないですし、もしかしたら採用ではプラスまたは必須となっていれば別かもしれませんが、そこまで気にしなくてもいいという結論です。

本当に大丈夫なの?

現場目線では本当に大丈夫です!
特に資格取得を否定している訳ではないですので、取得したい資格がありましたら、是非とも頑張って欲しいです。

ずばり理由は現場で資格の有無について色眼鏡で見ることはほぼありません。

今まで働いてきて「あの人、この資格持っているようだよ。」「あの人は特に資格を持っていないみたい。」という会話は正直聞いたことがないです。
むしろ話をするのは「学生時代に◯◯というプログラム言語に触れていたようだよ」「セキュリティ関連の研究をしていた」といった、学生時代に行っていたことです。それによって「これ得意そうかな」といった見立てを立てることはありますが、入社してからは皆さん同じ研修を受け、更にOJTを受け、それらの様子を見て配属や仕事を決めます。あくまでも入社後の様子が判断基準ですので、そこまで入社前の資格を気にしていないことが多いです。
実際私も入社前にIPAの「基本情報技術者」を取得しておりましたが、入社後は一切その話が出たことがありません。

大事なのは入社してから

先程も書きましたが、入社後の様子を見て判断していますので、入社前よりかは入社後も継続して技術習得、学習、資格を取る方が大事です。
他の会社もそうかと思いますが、私の会社では資格によっては取得時に報奨金が出ます。それほど会社も資格取得者を期待している、欲しいということです。
また資格取得については実際に働いてからの方が学生の頃よりも身になりやすく、勉強時間も減る、効率よくなるのではないかと期待しております。

以上となります。この記事を見て参考となれば幸いです。

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